副業をやってみたい。
そう思って調べ始めても、「じゃあ、自分には何ができるんだろう」で止まってしまうことはないでしょうか。
新しいスキルを身につける。何か資格を取る。趣味や得意なことを生かす。
副業というと、本業とは別のところから「できること」を探したくなります。
私も以前は、そんな感覚を持っていました。
ブログも副業の選択肢として知っていましたが、何を書けばいいのか分からない。自分に発信できるものがあるとも思えない。
そんな状態だった私が、今は本業で経験している業務改革についてブログを書いています。
きっかけになったのは、新しく何かを身につけたことではありませんでした。
きっかけは、ChatGPTへのキャリア相談だった
ブログを始める少し前、私は自分のこれからのキャリアについて考えていました。
管理職を目指すのか。それとも別のキャリアがあるのか。自分にはどんな強みがあって、会社の外ではどんな価値があるのか。
そんなことをChatGPTに相談しながら、本業でやってきたことを改めて振り返りました。
組織をまたぐ業務改革や関係者との合意形成、PMOやコンサルと一緒にプロジェクトを進めた経験。
普段は目の前の仕事として取り組んでいたことも、改めて整理すると、自分なりの強みになり得るものとして見えてきました。
本業を辞めるつもりはなく、これからも頑張っていきたい。その一方で、副業にも挑戦してみたいと考えるようになりました。
自分が本業で積んできた経験を、会社の外でも生かせないだろうか。
そこで思いついたのが、業務改革で実際に悩んだことや、仕事を進めながら気づいたことをブログにすることでした。
この案をChatGPTと一緒に整理し、どんな意味があるのか、どうすれば形にできるのかを考えていきました。
そうして始めたのが、この「改革実務者のリアル」です。
ブログを書くことが、本業にも返ってきた
「改革実務者のリアル」を始めてから、本業との間にも少しずつ変化が出てきました。
以前は、本業以外の時間には、リフレッシュのためになるべく仕事とは別のことを考えるようにしていました。
でも今は、本業で経験したことを記事にしているので、ブログを書く時間も自然と仕事を振り返る時間になっています。
「なぜそうしたのか」「何が難しかったのか」「自分は何を考えていたのか」。
記事にするために振り返っていると、自分の考えが整理され、そのまま今の仕事について考えることもあります。
ブログを書くこと自体が、本業について改めて考える時間にもなっているのだと思います。
もう一つ、ブログを始めて変わったのがChatGPTの使い方です。
テーマを整理する。構成を考える。文章を推敲する。
ブログ制作で何度もやり取りしているうちに、ChatGPTの使い方も少しずつ上達してきました。
本業でも、資料を作るときの論点整理や、考えをまとめるための壁打ちなどにChatGPTを使っています。
記事を書くことと仕事の資料を作ることは違いますが、情報を整理して、何を伝えるのかを組み立てていくところには似ている部分があります。
ブログ制作で身についたChatGPTの使い方が、そうした本業の場面でも生きるようになってきました。
ブログを始めて、仕事を見る目も変わってきた
ブログを始めてからは、仕事の中で感じる小さな気づきや経験にも、以前より目を向けるようになりました。
例えば、記事にできそうなことを意識して、普段ならそのまま流していたことや、仕事を進める中で学んだこともメモしています。
そうして残しておいた業務改革の進め方や周囲との関わり方などを後から振り返ると、次にどう動くかを考える材料になることもあります。
副業として始めたブログですが、今では本業のためにやっている面もあり、両者は切り離されたものではなくなってきました。
この形が、この先どこまで続くのか。どこへつながるのか。
それはまだ分かりません。
ただ今は、本業と副業の間を行き来しながら、自分なりの形を試しているところです。

